保護犬を迎える準備では、食事や寝る場所とあわせて、安全や手続きのことも少しずつ確認しておくと安心です。
すべてを一度に完璧に整える必要はありません。まずは、犬が家から出てしまわないための工夫と、もしものときに飼い主が分かる状態になっているかを見てみましょう。
迷子にならないための準備を、暮らしの中に
玄関や窓の開け閉め、散歩へ出る前後などは、犬が思いがけず外へ出てしまいやすい場面です。
迎えたばかりの時期は、家や家族にまだ慣れていないこともあります。出入りの際は犬のいる場所を確認し、リードやハーネスに傷みがないかも、ときどき見ておくとよいでしょう。
来客や荷物の受け取りなど、玄関を開ける場面が多い家庭では、犬を別の部屋で落ち着かせてから対応する方法もあります。暮らし方に合う、続けやすい方法を考えてみてください。
飼い主が分かるようにしておく
迷子対策では、「この犬は誰と暮らしているのか」が分かる状態にしておくことが大切です。
首輪に連絡先を付ける方法、マイクロチップの登録情報を確認する方法などがあります。どれか一つだけに頼るのではなく、日常で見える連絡先と、登録情報の両方を整えておくと確認しやすくなります。
| 確認したいこと | まず見ておく内容 |
|---|---|
| 首輪・連絡先 | 首輪がきつすぎないか、連絡先が読める状態か |
| マイクロチップ | 登録情報の所有者・住所・電話番号が現在のものか |
| 犬の登録 | 自治体で必要な手続きや、引き継ぎの有無 |
| 書類 | 譲渡時に受け取った書類、登録に関する案内の保管場所 |
手続きは、引き継ぎ内容を確認してから
保護犬を迎える際には、犬の登録、マイクロチップ、予防接種に関する書類などを受け取ることがあります。
まずは譲渡元から受け取った書類を一か所にまとめ、どの手続きが済んでいるか、これから確認が必要なことは何かを整理してみましょう。
マイクロチップが装着されている場合でも、登録されている所有者情報が以前のままのことがあります。所有者や住所に変更があるときは、指定登録機関や自治体の案内を確認しながら進めます。
もし離れてしまったときのために
迷子になったときのことを考えるのは、少し気が重いものです。ただ、事前に相談先を確認しておくと、いざというときに落ち着いて動きやすくなります。
お住まいの自治体が案内している迷子動物の相談窓口や、近くの警察署・動物愛護関係窓口を、一度だけでも確認しておくとよいでしょう。
日々の見守りと、連絡先・登録情報の確認。この二つを少しずつ整えることが、犬との安心した暮らしにつながります。
マイクロチップが装着されていても、登録情報が以前のままでは飼い主情報を確認できません。所有者や住所に変更があるときは、指定登録機関の案内に従って確認・変更してください。